ガルバリウム鋼板の特性について【金属屋根材】
こんにちは。 愛知県あま市・愛西市・津島市の屋根リフォーム専門店、ヤネフルです!! いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
近年、屋根材として「ガルバリウム鋼板」が注目を集めています。屋根修理やリフォームを検討する際に、ガルバリウム鋼板の特性や他の屋根材との違いを詳しく知りたいという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、ガルバリウム鋼板の基本構造と注目される理由、耐久性・防錆性・軽量性といった特性、さらに他の屋根材との比較を徹底的に解説します。また、メリットだけでなくデメリットや注意点、実際の屋根リフォームの流れと費用相場についてもご紹介します。
この記事を読むことで、屋根材選びに必要な情報を整理でき、自分の家に最適な屋根リフォームの判断がしやすくなります。屋根の工事、リフォームを検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
ガルバリウム鋼板とは?基本構造と注目される理由
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム・亜鉛・シリコンの合金でメッキ加工された鋼板のことです。アルミニウムの耐食性、亜鉛の防錆作用、シリコンの耐熱性を兼ね備えており、従来のトタンやスレートよりも長持ちすると言われています。
近年、あま市を含む愛知県全域でもガルバリウム鋼板を使用した屋根リフォームが増えており、その理由は軽量性と高い耐久性です。軽いため住宅の耐震性を高める効果があり、さらにデザイン性も高いため新築やリフォームで選ばれるケースが多くなっています。
ガルバリウム鋼板の主な特性|耐久性・防錆性・軽量性を解説
ガルバリウム鋼板には、屋根材として優れた特性があります。
耐久性
ガルバリウム鋼板の耐用年数は30〜40年程度とされ、従来のトタン屋根(約10〜20年)に比べて大幅に長持ちします。実際に施工した住宅でも、20年以上経過しても大きな劣化が見られない事例があります。
防錆性
アルミニウムと亜鉛の働きにより、表面に保護膜が形成され、錆びにくい特性があります。特に雨が多い地域や湿度の高い地域でも安心して使用できます。
軽量性
瓦屋根の1/10程度の重さしかなく、建物への負担が非常に少ないです。耐震性を重視する方にとっては大きなメリットです。実際に地震の際に瓦屋根からガルバリウム鋼板へ葺き替えを検討するお客様も増えています。
他の屋根材との比較|瓦・スレート・トタンとの違い
ガルバリウム鋼板を選ぶ際には、他の屋根材との違いを理解しておくことが重要です。
瓦との比較
瓦は耐用年数が50年以上と長いですが重量が重く、耐震性の面で不安があります。一方、ガルバリウム鋼板は軽量で耐震性に優れています。
スレートとの比較
スレートは20〜25年程度で劣化が始まることが多く、塗装メンテナンスが必須です。ガルバリウム鋼板は塗装回数が少なく、メンテナンスの負担を軽減できます。
トタンとの比較
トタンは安価ですが、錆びやすく耐用年数も10〜20年と短めです。ガルバリウム鋼板はトタンの弱点を改善した素材と言えます。
ガルバリウム鋼板のデメリットと注意点も知っておこう
ガルバリウム鋼板には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。
断熱性と遮音性が低い
金属屋根のため、断熱材を併用しないと夏は熱く、雨音が響きやすい傾向があります。リフォーム時には断熱材や遮音材を組み合わせることが推奨されます。
施工技術に左右される
ガルバリウム鋼板は正しく施工しなければ、本来の性能を発揮できません。経験豊富な施工業者を選ぶことが重要です。実際に、施工不良が原因で雨漏りが発生したケースもあります。
ガルバリウム鋼板を使った屋根リフォームの流れと費用相場
実際にガルバリウム鋼板で屋根リフォームを行う流れと費用の目安を見ていきましょう。
リフォームの流れ
まず現地調査を行い、屋根の状態を確認します。その後、既存屋根の撤去またはカバー工法による施工を行い、最後に仕上げ確認と引き渡しとなります。施工期間は一般的な住宅で5〜7日程度です。
費用相場
ガルバリウム鋼板屋根のリフォーム費用は、1㎡あたり8,000〜15,000円程度が相場です。延べ床30坪の住宅で約100〜200万円程度が目安となります。カバー工法を選ぶことで費用を抑えることも可能です。
まとめ
ガルバリウム鋼板は、耐久性・防錆性・軽量性に優れた屋根材であり、従来のトタンやスレートよりも長持ちする点が魅力です。他の屋根材と比較してもバランスが良く、屋根リフォームに適した選択肢と言えます。
ただし、断熱性や遮音性の課題、施工技術への依存度があるため、信頼できる施工業者に依頼することが大切です。
愛知県あま市・愛西市・津島市で屋根の工事・修理をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!愛知県あま市・愛西市・津島市で屋根の工事・修理ならヤネフルへおまかせください!
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