地震が来る前にやるべき屋根点検とチェックリスト
こんにちは。 愛知県あま市・愛西市・津島市の屋根リフォーム専門店、ヤネフルです!! いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
最近、「地震に備えて屋根を点検しておいた方がいいですか?」というご相談が増えています。日本は地震大国。特に木造住宅では、屋根の状態が耐震性に大きく関わります。
この記事では、「地震が来る前にやっておくべき屋根点検のポイント」と「セルフチェックリスト」「プロの点検で分かる劣化箇所とその対策方法」まで、徹底的に解説していきます。
この記事を読むことで、地震に備えた安全な住まいづくりの第一歩を踏み出すことができます。特に築10年以上のお住まいで、屋根の点検や修理を検討している方にとっては必読の内容です。
屋根の工事、リフォームを検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
〇地震に強い屋根の条件とは?
地震に強い屋根とは、建物全体への負担が少なく、構造的にも安定した屋根です。
屋根の種類や素材によって耐震性が大きく異なるため、自宅の屋根の特徴を知っておくことが大切です。
軽量であることがポイント
屋根は住宅の最上部に位置するため、重ければ重いほど建物に負担をかけ、地震時の揺れが大きくなります。たとえば、昔ながらの瓦屋根(日本瓦)は1㎡あたり約50kgですが、ガルバリウム鋼板などの金属屋根はその1/4以下の重さです。
屋根が軽量であれば、建物の重心が下がり、地震の揺れに対する耐性が高まります。軽量化された屋根材は耐久性・防水性にも優れており、リフォームの際に選ばれるケースが増えています。
屋根材の固定と施工品質も重要
軽い屋根材であっても、しっかりと固定されていなければ意味がありません。瓦がズレたり、飛ばされたりすれば、地震時に周囲へ危険を及ぼす可能性もあります。
耐震性を高めるためには、屋根材の固定が強固であること、そして施工時の技術が確かであることが大前提です。あま市内でも、屋根修理後に「漆喰が剥がれていた」「瓦の一部が浮いていた」というご相談を多くいただいております。プロによる施工の見直しは、地震対策に欠かせません。
〇メンテナンス前のセルフチェックリスト
地震対策の第一歩は、今の屋根の状態を把握すること。誰でも簡単にできるセルフチェック項目を以下にまとめました。チェックリストを活用し、屋根の異常を早期に発見しましょう。
屋根のセルフチェックリスト(外から確認)
外から双眼鏡などで見える範囲をチェックしてください。
・瓦のズレや割れ、落下している部分がないか
・屋根全体に波打ちやたわみがないか
・雨どいの破損や詰まりがないか
・棟板金(屋根のてっぺん部分)が浮いていないか
・屋根材の一部に変色やコケ・カビの付着がないか
1つでも当てはまる場合は、早急な点検が必要です。
屋根裏・室内からのチェック項目
屋根裏や天井裏の状態をチェックすることで、目に見えない劣化も見つけやすくなります。
・天井に雨染みや黒ずみがある
・天井からポタポタと音がする
・湿気がこもっている、カビ臭がする
・屋根裏の木材にヒビや腐食がある
これらは雨漏りや構造劣化のサインであり、地震による倒壊リスクを高める要因になります。
〇定期点検でわかる劣化ポイントと対策
屋根は普段見えない場所だからこそ、専門業者による定期点検が不可欠です。とくに築10年以上経過した屋根は、見えないところで確実に劣化が進行しています。
専門業者が見るチェックポイント
プロの点検では、以下のような細かな部分まで確認します。
・漆喰(しっくい)の剥がれや浮き
・棟(むね)瓦や平瓦のズレや浮き – 板金部分のサビ・釘の緩み
・コーキング材の劣化やひび割れ
ヤネフルでは、点検結果を写真付きの報告書としてお渡しし、必要な補修内容を丁寧にご説明しています。
早期修理が費用もリスクも抑える
「もう少し様子を見よう」と放置した屋根の劣化は、次の地震や台風で大きな被害を招きかねません。早期に修理しておけば、数万円で済んだ工事が、後に数十万円になることも少なくありません。
また、火災保険や地震保険が適用される場合もあります。点検後の修理が必要な場合は、あま市の実績が豊富な業者に相談してみてください。
〇まとめ
地震が来る前に屋根の点検を行うことは、安全な住まいを守るための重要な備えです。屋根が軽量であること、しっかりと固定されていること、そして劣化がないことが耐震性のカギを握ります。
自宅の屋根の状態をセルフチェックし、少しでも異常を感じたら、プロによる点検をおすすめします。特に築年数が10年以上経過している住宅は、見えない劣化が進んでいる可能性が高いため要注意です。
愛知県あま市・愛西市・津島市で屋根の工事・修理をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!愛知県あま市・愛西市・津島市で屋根の工事・修理ならヤネフルへおまかせください!