屋根カバー工法とは?①~特徴やメリット~
こんにちは。
愛知県あま市・愛西市・津島市の屋根リフォーム専門店、ヤネフルです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「屋根の老朽化が気になるけど、全面的な葺き替えは大掛かりで費用も心配…」
そんなお悩みを持つ方に近年注目されているのが「屋根カバー工法」です。
この記事では、屋根カバー工法とは何か、その特徴や適用条件、メリット・デメリット、そして費用感までを詳しく解説します。
「屋根カバー工法って本当にお得なの?」「自分の家に合うの?」といった疑問をすっきり解決します。
屋根の工事、リフォームを検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
【屋根カバー工法とは?特徴と基本知識を押さえよう】
屋根カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ね張りするリフォーム方法です。屋根をすべて取り替える「葺き替え工事」と比べて、廃材処理が少なく、工期も短く抑えられるのが特徴です。
●屋根カバー工法の基本構造
屋根カバー工法では、古いスレート屋根や金属屋根の上に、防水シートを施工した後、軽量なガルバリウム鋼板などを被せて仕上げます。既存の屋根材を撤去しないため、解体費用や処分費用がかかりません。
●屋根カバー工法の工期と費用感
一般的な戸建て(約80㎡)での施工では、工期は5日〜7日程度、費用は80万円〜120万円ほどが相場です。過去に施工した事例では、築25年のスレート屋根住宅を110万円(税込)で施工し、工期は6日でした
●どんな屋根に向いている?工法の適用条件と注意点
屋根カバー工法はすべての屋根に適用できるわけではありません。屋根の形状や素材、下地の状態によっては施工できない場合もあります。
〇カバー工法が適用できる屋根とできない屋根
カバー工法が適用できるのは、スレート屋根や金属屋根など比較的軽量な屋根材です。
一方で、瓦屋根は重量があり、その上に重ねると建物への負荷が大きくなるため、カバー工法は不向きです。また、下地の劣化が激しい場合も、カバー工法より葺き替え工事が適しています。
〇施工前に行うべきチェックポイント
屋根カバー工法を成功させるためには、施工前の入念な調査が必要です。特に重要なのが、野地板(屋根下地)と防水シートの劣化状態。これらに劣化や腐食が見られる場合、表面だけ新しくしても雨漏りは防げません。ヤネフルでは、ドローンと屋根裏調査を併用し、根拠ある判断を行います。
〇費用とメリット・デメリットを徹底比較
屋根カバー工法の魅力は費用対効果の高さにありますが、メリットだけでなくデメリットも正しく理解することが重要です。
●屋根カバー工法のメリット
屋根カバー工法の主なメリットは以下の3点です。
・費用が抑えられる:葺き替え工事と比べて20%〜30%程度安価。
・工期が短い:撤去作業が不要なため、5〜7日で完了。
・断熱性・防音性が向上:重構造により、室内温度の安定や雨音の軽減が期待できます
●屋根カバー工法のデメリット
一方、以下のようなデメリットもあります。
・屋根が重くなる:重構造になるため、耐震面の負担が増す可能性。
・下地の劣化に気付きにくい:隠れてしまうため、重大な劣化が発見できないことも
・屋根には不向き:重量オーバーや形状の関係で施工不可。
以上を踏まえて、費用や建物構造、将来的なメンテナンスも含めて総合的に判断することが必要です。
●まとめ
屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法で、費用と工期の両面でメリットが大きい屋根リフォーム方法です。特に、スレートや金属屋根で下地が健康な場合には、高コスパな選択肢となります。
ただし、適用できる屋根には制限があり、下地の状態や建物の構造によっては他の工法が適することもあります。 施工前の現地調査と適切な診断が成功の鍵となります。
愛知県あま市・愛西市・津島市で屋根の工事・修理をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!愛知県あま市・愛西市・津島市で屋根の工事・修理ならヤネフルへおまかせください!