アスベスト含有屋根材についての注意点!
2023.07.27 (Thu) 更新
あま市・津島市・清須市に地域密着の屋根外壁リフォーム専門店 ヤネフルです。
いつもヤネフルのブログをご覧頂きありがとうございます!
今回は屋根リフォームで失敗しないための屋根に関する基礎知識をご紹介させていただきます。
アスベストが含まれる屋根とは
「アスベスト」とは、別名「石綿」とも呼ばれ、以前はビル等の建築工事で保温断熱の目的で使用されていました。
日本では、2004年にアスベスト含有の建材の製造が禁止されています。
規制される以前に施工された住宅は、現在でもアスベストを含有した屋根材が使用されているお宅が数多く存在しおります。
建物内部にも使用されていますが、
屋根材としてアスベスト含有の可能性が高いのは築年数が長いスレート・カラーベスト屋根です。
アスベストが含有されていることの問題点
アスベストが含有されていることによる屋根材の問題点は大きく2つあります。
①屋根塗装・塗り替え工事をする際の高圧洗浄によるアスベストの飛散
②屋根葺き替えを行う際の屋根撤去作業によるアスベストの飛散
どちらも屋根材からアスベストが飛散する可能性があるため、飛散しにくいように対策をしながら作業を行ったり、
撤去する場合はアスベスト含有材の処分費が通常の金額よりも高額になります。
そのため、一般的にはアスベスト含有屋根材の場合は、屋根カバーエ法でアスベストを飛散させずに上から屋根材をカバーする方法が多く選ばれております。
しかし、一つ注意です!!
アスベスト含有建材の処分費は年々高騰しております。
今カバー工法する場合、いずれ建物を解体する際に今より高額になったアスベストの処分費が余分にかかるデメリットもあります。
そのデメリットも説明したうえで、今カバー工法にするか、今撤去・処分して葺き替えをするかを検討するべきです。
しかしその説明を行わない業者も山ほどいます。
「メリット」・「デメリット」を聞くようにすると安心ですね。
今自宅の屋根に含まれるアスベストは日常生活に害がある⁉
アスベスト含有屋根材は劣化状況がひどくなり、飛散してしまうほど劣化して初めて人体に健康被害を及ぼしかねない状況となります。
そのため劣化状況が軽度であれば人体への悪影響はほとんどありません。
劣化の状況にもよりますので絶対大丈夫とは言い切れませんが、通常日常生活を送るうえではさほど心配はいらないと思います。
もしご自宅の屋根がアスベスト含有屋根材かどうか確認したい場合には、お気軽にお問い合わせください。
一度屋根の診断をさせていただき、必要であれば含有しているか確認できる検査機関もございますので、含有の有無を知ることもできます。