後悔しない屋根の色選び❗️
皆様こんにちは!
あま市・清須市・津島市に地域密着の
屋根リフォーム専門店 ヤネフルです。
いつもヤネフルのブログをご覧頂きありがとうございます!
屋根専門店である弊社には、日々多くのご質問が寄せられております。
その中でもお客様から多く寄せられる質問にお答えしたいと思います。
今回は、屋根の色選びについてのご質問です。
皆さんもリフォームする際に屋根の色を悩まれている方が多いかと思います。
これから屋根の塗装やカバー工法をお考えになられている方は、ご参考にしてください!
あま市Y様から寄せられたご質問
Q, 屋根の塗装を検討しています。おすすめの色は何色ですか?
築15年になり屋根の塗装を行う予定です。
他の業者には、黒を勧められましたが、黒だと家の中が暑くなりませんか?
また、何色がお勧めでしょうか?
A, 屋根の色による日射反射率が低ければ屋根裏の温度も上昇します。グレー系・ブラウン系・がオススメです。
ご質問ありがとうございます!
屋根の塗装や金属などのカバー工法を行う際、皆様悩むことの多いのが、屋根の色選びだと思います。
屋根はあまり見えない箇所なので何色でも良いとおっしゃる方も見えますが、こだわる方も多くいらっしゃいます。
屋根カバー工法の色は、屋根材によって異なりますが大体数種類しかありません。しかし塗装となると数百種類の色の中から選ぶことになります。
まず、ご質問者様が勧められている「黒」について。
屋根色が黒だと家の温度は変わるのか
「ブラック系の暗色」は、昔から人気色です。
人気の理由としては、どの外壁にも合う無難な色という点が大きいかと思います。
人気のブラック系ですが、ご質問者様がおっしゃる通り、色味の中では最も太陽光を集めやすいというデメリットもあります。
色には、日射反射率という指標があります。材料が太陽光をどれだけ反射するかを表す指標です。
太陽光はさまざまな波長の光から構成されており、物体が太陽光を反射する割合はその物体の日射反射率によって示されます。
日射反射率は、0から1までの値で表され、「値が1に近いほど物体はより多くの太陽光を反射し、値が0に近いほど太陽光を吸収しやすくなります。」
例えば、日射反射率が0.8の場合、その物体は太陽光の80%を反射し、20%を吸収します。
高い日射反射率を持つ材料や塗料を使用することで、屋根から建物内部への熱負荷を軽減することができます。
また、日射反射率の低い材料は熱を吸収しやすく、屋内の気温上昇にも繋がります。
日射反射率は色相(色の明度)によっても異なり、黒系の色では30%前後という低さに対してホワイト系の色が90%前後と高い反射率になります。
このように黒系の色味は、淡い色や白系の色に比べると日射反射率が高い為、熱を吸収しやすい色と言えます。
何色がオススメなのか
前提として、屋根の色は、お住まいの気候条件や建物の外観(雰囲気)などの要素を鑑みて選ぶ必要があります。それぞれの状況によって最適な選択が異なるということをご注意ください。
「明るい色や白色は太陽光の反射率が高く、屋根の熱負荷を軽減できます。」
「暖色系の色や濃い色は太陽光を吸収し、屋根の暖かさを保つのに役立ちます。」
夏の冷房の負荷を軽減する場合は、明るい色や白色は日射熱を反射しやすく、冷房効果を高めることができます。
逆に冬の暖房の負荷を軽減する場合は、暖色系の色や濃い色は日射熱を吸収しやすく、暖房効果を高めることができます。
この色が良いというのは一概には言えません。
一般的なオススメの色としては、以下のようなものがあります
温暖な気候 白色や淡い色、明るい色(例: ライトグレー、ライトベージュ)
寒冷な気候 暖色系の色(例: 茶色、赤色、濃いグリーン)
色味に悩まれているということであれば、個人的にも、昨今のトレンドとしても、グレー・ライトグレーが最もオススメです。
寒さを軽減する日射熱の吸収は、あまり期待できませんが、夏の熱負荷の軽減は、黒系よりも多少期待できます。
もう一つのオススメポイントとして、黒や極端な濃い色、白系や淡い色よりも汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
しかし、一方で濃い色は色褪せが早い、目立ちやすいデメリットもあります。
屋根は、住宅の中でも最も雨風に晒される箇所です。その分、砂埃などの汚れが付着しやすいです。我々も屋根を塗装や屋根カバー工法をした際に、黒系の色を選ばれた屋根は、どんなに綺麗に施工しても次の日には、うっすらと汚れてしまいます。